営業成績は常にトップ。仕事ができる営業社員の部下が辞めてしまう原因

こんにちは。株式会社アスティ人事部長です。


営業成績は常にトップ、同期で一番最初に昇格し管理職へ、お客様の信頼は絶大、、、

そんな方あなたの身近にいませんか?


その中でも今回はその営業社員が管理職に昇格したが、部下がどんどん辞めてしまう営業社員の原因についてお話したいと思います。





これからお話をすることは私のお客様で実際にあったケースになります。


5年前に新卒入社のAさんは、1年目から頭角を現し始めました。

同期の中で一番最初に受注をし、お客様の評判も上々。

2年目に入る頃には部署内でもトップクラスの営業成績でした。

何よりすごいのが、仕事の効率の良さが群を抜いてすごかったとのことです。


3年目には同期で一番最初の主任職へ昇格を果たしました。

そんなAさんの部下に初めてなった後輩は大変喜んでいたと聞きました。

常にトップクラスの営業成績を残しているAさんの下で働けることは

「とても成長ができる」と、目を輝かせていたそうです。


しかし、”仕事が出来すぎる”ことが主任として仇になりました。

Aさんは自分が出来ることが当たり前だと思い、

部下のミスや毎日のタスク管理まで全てを問い詰めていました。

Aさんの言っていることは正論すぎて部下が逃げ場を失い、

日に日に目の輝きは失い、半年も経たずにその部下は辞めてしまったそうです。


その後もAさんの部下になった方はどんどん辞めていき、

とうとう10名の退職者を出した時に人事担当の方から私に声がかかりました。


私と話したときも、「あ、この人は仕事が出来る人だ」と安直ながら感じました。

その面談の後にこっそりAさんの仕事を見ていると

上で書いてある通りのことが起きてしまってました。


そこで再度Aさんと面談をさせていただく機会を作らせていただき

今悩んでいることがないか、話を聞きました。


やはりAさんも退職者が出ていることに悩んでおり、

どうすればいいのかずっと悩んでいたそうです。


Aさんは誰から見ても仕事が出来るトップ営業でした。

部下の方から見たら完璧超人にしか見えません。

私も部下であれば、近寄り難い存在でしょう。


なので私は一つだけアドバイスをさせていただきました。

「どんなことでも良いので、部下に仕事での失敗談を話してください。」


Aさんは「ん〜」と首を傾げていました。

「会議の後、ホワイトボードを消し忘れたとかですか?」


「…そんなのミスに入りません(笑)

なのでもし思い出したら、部下がミスをした時に話してあげてください。」


そして後日、部下がミスをしてしまいます。


なぜそれが起きたのか。どうすれば改善するのか。

部下に良い仕事をしてほしい、という一心でどうしても問い詰めてしまう。

そんなときに、失敗を話すことをふと思い出したそうです。


「…まあ、会議も長かったし、議事録とるのも大変だったよな。

俺も昔、会議の中身が難しすぎて、ウトウトしちゃったことがあるんだよね」

「えっ?そんなことあったんですか?」

Aさんの新人時代の失敗を初めて耳にして、部下は意外な顔をしたそうです。


「ハッと気づいて周りを見たら皆んなが俺を見てたんだよね。

あのときは本当に恥ずかしかったな…」

「へー、主任にもそんな時期ってあったんですね……」


Aさんの昔話は、それだけで終わる簡単なものでした。

ただ、この”ちょっとした昔話”の体験は、Aさんにとっては大きな転換点になったそうです。

昔の自分の失敗、しかも、恥ずかしかったり悔しかったりした失敗を話すことに、

初めは抵抗があったでしょう。


それでもそういう話をした時ほど、部下は素直に話を聞いてくれた。

その変化が嬉しくて、話す機会が増えていったそうです。


特に大きかったのが、主任になってからの失敗を話し始めたことでした。

「最初に部下がついたときは、どうすればいいか分からなくて、

ずいぶんキツく指導してしまった気がする」

「……今でも、悩むことがある」


問題が起きると、Aさんが部下を問い詰め始めてしまうこと自体は、あまり変わっていません。

それでも、Aさん自身が「今の悩み」を口にするようになってから、

少しずつ、部下の側からそのことをダメ出しされるようになったそうです。


「主任、こないだの言い方、正直つらかったです」


良い上司、良い管理職というのが、果たしてどういうものかまだ良く分かっていない。

改善できる余地もいくらでもありますね。


私と合った時にAさんは嬉しそうに、恥ずかしそうに話してくださいました。


・「自分と同じぐらい仕事が出来ると思うな。出来たらお前の部下じゃない」

・「完璧な人はいない。尖っているところや凹んでるところがあるから人は面白い」


この二つの言葉は私の尊敬する方からいただいた言葉です。

これは今の私の軸になっている言葉です。


4月になり、桜も散り始め、街ではリクルートスーツを着た新入社員の方増えましたね。

私はこの季節が大好きです。

期待に胸躍らせて、少し不安げで。でも前を向いて胸を張り、歩く姿。


あなた達の未来は明るい!

私も陰ながら祈っております。


今回はここまで。

最後まで拝見していただき、ありがとうございます。


何かご不明点、もしくは取り上げてもらいたい題材などありましたら

コメントまたはinfo@asty-inc.comにご連絡ください。

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